25年前、南インドの神の化身とのインタビューを撮っていたその人は・・・

これはなんと25年前、2000年3月17日、インドニューデリーのタージマハルホテルでの写真。当時ヨーガの指導者トレーニングがまもなく終了,,という時期で、インドのアーユルヴェーダ関連の仕事が決まっていた私は、その仕事関係の方からのお誘いで、「日印親善団」に加わってインドの国防省、文部省を訪れた。その旅の最終目的は南インドの神の化身サッティヤ・サイババのアーシュラムだった。そこから私の人生は大きく変化し切り替わる、「ターニングポイント」となる衝撃の2回目のインド訪問だった。今思うと1999年にヨーガ研修で初めてリシケシとヒマラヤのシヴァの聖地ケダルナート巡礼に行く途中の洞窟で、ふと目に留まったサッティヤ・サイババの小さな写真があったのは偶然ではなかったのかもしれないと思う。そしてさらにはその初めてのインドに行くことになったのも、以前アメブロに書いたが不思議な偶然が起こっていた。よくインドは呼ばれるところだと言うが、まさにそういうことかもしれない。(最初の巡礼の始まりについての記事はこちらhttps://ameblo.jp/takako-tejaslife/entry-12583115716.html)


これはその時のメンバーの方々で、最終日にデリーへ戻りロータステンプルや怪しい土産物屋に行った時の写真。実はこの中で、最近までお会いしていたご縁ある方がいらっしゃるのだが、つい数日前にその方の訃報が届いた。私に素晴らしい精神的インスピレーションや智慧を与えてくれた人生の大先輩であり、尊敬するアーティストであり、そして時々ふと会いに行って全く気を使わず、たわいのない会話をしながら、ただ一緒にお茶をするような茶飲み友達のようでもあった。青山の先生の事務所近くで待ち合わせをすると、大きな薔薇を1輪手に持って、またある時は大きな水晶玉や隕石(かもしれないぞ)と言いながら不思議な石を持って現れた。面白すぎる、なんとも宇宙人のような、そして先生の人生にはいつも有り得ないようなことが起こっていて、私はいつも驚きながら聞いていたけれど、それらはすべてご自身が創り出しているアートの世界のようにも感じていました。出会いのきっかけとなったサッティヤサイババやインドの哲学や聖者についてはよく話しが盛り上がりましたね。2000年に一緒にサイババのインタビュールームに呼ばれた時、先生は特別に許可を得て映像をとっていた。帰国後にその時の映像を編集して当時ビデオにしてプレゼントしてくれたのはいまだに大切に保存しています。これは近々DVDにしたいと思っています。昨年11月くらいだったか、ふと気になって電話をした時、元気ですか?と聞いたらお声は元気そうだったが、咳が止まらなくていい医者と薬を探しているところです。とおっしゃていた。またお会いしましょう、その時はアーユルヴェーダの薬も持っていきます。と言う会話が最後になってしまった。

中島輿先生、ありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします。
